アイルランドの良心、究極の3ピース・ギター・ポップの”どうしようもない”アルバムからの1曲は歌詞がサイコー。
”High Is Low” by The Frank And Walters
From The Album "TRAINS,BOATS AND PLANES"
Feltもそうだが、個人的には完璧に降参してしまうバンドの2コ目は、アイルランド出身のポールとナイアルのイナハン兄弟にドラムスのアシュレイ・キーティングを加えた3ピース・バンド、フランク&ウォルターズだ。実直な歌詞、実直なサウンド、実直なルックスを兼ね備えた、正にギター・ポップの良心を詰め込みまくったバンドである。
(↑はベスト・アルバム”Best Of”ね)
1992年のデビュー・アルバム"TRAINS,BOATS AND PLANES"の頃はNMEの表紙を飾る程の人気も評価も獲得したんだけど、後に人気は失速。しかし、常に良作をリリースしているバンドです。2013年にはこのアルバムの20周年記念スペシャルエディションが発売されている。
(↑がアルバム"TRAINS,BOATS AND PLANES")
変わらず実直な歌の世界が繰り広げられる作品をマイペースに、現在のところオリジナル・アルバムを6枚リリースしています。弟ナイアルの脱退、ベスト・アルバムやボックス・セットのリリース、ポールの頭が後退&腹は出る一方、インターバルは長いという、ある意味解散一直線的な活動でハラハラさせるんですが、まだまだ良い曲を"BAKE"してくれるんではないでしょうか。
この曲"High Is Low"は先のデビュー・アルバム”TRAINS,BOATS AND PLANES”のラストを飾る名曲中の名曲。このアルバムは全曲名曲なのでどれが...っていっても難しいのですが、本日の気分がコレだったんで。歌詞が好き。とにかくやってみればいいんだよ。
"Hight Is Low / Frank And Walters"より
高いものは低い
低いものは高い
君は何でもできる
飛ぶことさえも
手を伸ばして
空に触れてごらん
本当の自分を見つめ そこに近づこう
とにかくやってみるんだ
Trains Boats & Planes (20th Anniversary Edition)
- アーティスト: Frank & Walters
- 出版社/メーカー: Pid
- 発売日: 2013/01/29
- メディア: CD
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